ブランドマーケティング・ケーススタディ

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コンテンツは賞味期限1週間

フライング鑑賞でネタバレ記事を書いてみた

 

先日7/31 に新作映画、ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションのレビューの記事を書いた。その後のアクセスの流れを振り返ってみると、コンテンツの賞味期限が1週間ほどであるということがよくわかった。

 

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションは日本では今日、8/7()公開だ。日本は比較的映画の公開が世界から遅れるという傾向があり、バンコクに住む自分は日本に住んでいる方より1週間ほどはやく観ることができた。

 

7/31に観終わってから、すぐに内容を書き起こして日本語でネタバレブログを書いた。念のため検索したところによると、私が記事をアップロードする前、

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション ネタバレ

google検索結果の中に、いわゆる個人ユーザーのネタバレ日本語ブログは見当たらなかった。

 

アップロードした直後、

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション ネタバレ

google検索してみると、一位にすぐ表示された。Googleのシステムが内容をキャッシュするためにアップロードしてから検索表示されるまでにすこし時間がかかるという話を聞いていたが、それは昔のことなのか。あまりの早さに驚いた。

 

さて、それから徐々にネタバレの記事が増えて来た。やはりアメリカやアジア等、日本国外で観てその感想を書こうと思った人たちが他にもいたのだろう。

 

日本公開前の1週間、さぞ日本では配給会社が広告を打ちまくってることであろうと思う時期と重なったことで、面白いようにアクセスが伸びた。が、それはどうやら1週間が限界だったようだ。

 

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先週の週末にアクセス数はピークを迎え、その後下降の一途をたどっている。

 

集客に関するコンテンツの果たす役割

 

ECサイトを運営していると、広告費が問題になる。

アクセス数*買ってくれる率*価格=売り上げ

 

なので、お店をきれいにして買ってくれる率をあげた後は、ひたすらにアクセス数を稼いでくることが主な仕事になる。

ただ、google adwardsやその他のweb広告だと、クリック単価が数十円~数百円であり、始めたばかりのECの広告予算なんてすぐに吹っ飛んでしまう。

たとえ頑張って虎の子の15万円をひと月の広告費として使っても、クリック単価が150円であればたったの1000クリックだ。

 

はたして、1000クリックのうち(1000人ではない)、何人が買ってくれるのか?

到底15万円には到達しないだろう。

そこで基本的には「損して得とれ」ということで、資金がつきる前に利益率の高い商品に誘導し、リピートしてもらうというのが戦略となる。

しかし、それだと資金力勝負になってしまう。資金力の無い会社は広告によるアクセスではなく、オーガニック検索に寄るアクセスに頼るしか無い。

 

アクセスを集められるコンテンツの作り方

 

アクセスを集められるコンテンツの作り方は定式化している。つまり、想定検索ワードでまず自分が検索して、その内容に負けない内容の記事を作成するのである。

 

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション ネタバレ

 

と検索した結果、出て来た記事にはネタバレ記事が無かったので、これは勝てるということで記事を出した。しかし、他の人も同じことをやっているので、うまく行っても1週間ほどで記事の賞味期限は切れてしまうのだな、と確信した。

それを避けるためには、常に同ワードで検索し続け、他記事の同行を探り、それに負けないようチューンナップし続ければ良いのか?

という仮説を考えたところで、今回の振り返りを終わる。

 

brandmarketing.hatenablog.com

 

*MI5、めっちゃ面白かったのでおすすめです。